ISBN 978-4-16-720902-5 新聞、雑誌掲載 読売新聞 2007年03月04日掲載 みんなのクチコミ
★★★★★ この本に出会わなかったなら…と、思う事がある。俺の人生は、今とは別のものになっていたかもしれないな、と。収録作の『クレイになれなかった男』と『酔いどれ』によってボクシングに、『イシノヒカル、お前は走った』によって競馬に、強く興味を惹かれる事になった。ボクサーにこそならなかったものの、今でもボクシング・ファンである事に変わりなく、競馬ではファン以上のものになってしまったように思う。もし、この本に出会わなかったら…、随分と味気ない人生になっていたかもしれない。
★★★☆☆ 丁寧な取材。思い遣りのこもったインタビュー。原稿にしていく過程での率直な逡巡。ケータイもパソコンもまだなかった時代の柔らかな息遣い。事実の重さに耐え切れなくなるほどのテーマに、誠実に向き合う作者の感性。大切に読み伝えたい。
★★★★☆ 全部で6編収録されているのですが、川上をして長嶋を越える不世出の天才と言わしめたミスターオリオンズの榎本喜八(作中ではEと表現)がバッティングを追及するあまり猟銃を持って立てこもるなどの奇行に走り孤立していく話が印象に残りました。スポーツノンフィクションの傑作ではないでしょうか。
★★★★★ 常に光を浴びる勝者ではなく、社会的には敗者にも属する人たちにスポットを当てた本。
★★★★★ カシアス内藤、悲劇のランナー、円谷幸吉など、タイトルとはうらはらに勝利者は一人もいない。しかし試合に負けても、彼らの不屈の闘志は誰にも負けない。敗れざる一冊。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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