ISBN 978-4-10-101522-4 みんなのクチコミ
★★★★★ 家庭は貧しいものの、将来を嘱望された大学生、江藤賢一郎。国家試験の司法試験の難関をパスしていき、彼の将来はまさにバラ色、だったはずが…。秀才だけれどあまりに利己的でナイーブな彼がたどった破滅への道を、読者はただ見守るしかないのだが、私は彼に少し同情してしまった。それは、彼のそんなところにさえも人間の弱さらしきものが見い出せたからかもしれない。この小説は、1968年、毎日新聞に連載された小説。約40年前を舞台にした小説だけれど、ストーリー自体はとても瑞々しく、読み始めたら止まらないほどおもしろい小説だと言える。主人公・賢一郎の思考や心の動きが細かに描写されていて、読者は自然に小説に入っていける。
★★★★☆ 法律のことに関してはかなりの知識を持ち、司法試験も受かるほどの頭を持ちながら、法律のこと以外はまったくといっていいほどの無知。そんな彼がある一人の女の子を妊娠させ、中絶ができず殺してしまい将来を棒に振るというような話。身近な話だから、身に覚えのある方もいらっしゃるかも!?
★★★☆☆ 生きることは闘いだ。他人はみな敵だ。平和なんてありはしない。人生の勝利者となるのだ・・・貧しさゆえに充たされぬ野望をもって社会に挑戦する法律学生江藤賢一郎の悲劇。30年以上前に書かれた作品ですが、今の時代でもタイムリーに読める問題作。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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