本の内容 母の肉は子の肉、子の骨は母の骨なり…。いのちの哀しさ尊さに突き当りながらも、虚無と喧噪のなかで人間の業から逃れられない男たち、女たち。だが、そういう彼らも、いつしかオラシオンの美しさ危うさに魅せられて一体化し、自らの愛と祈り、ついには運命そのものを賭けていった。やがて迎えるダービー決戦—。圧倒的な感動を呼ぶサラブレッド・ロマン。吉川英治文学賞受賞。 ISBN 978-4-10-130707-7 みんなのクチコミ
★★★★★ 一頭の競走馬にはこんなに様々な人が係わっているのだと思うと同時に、競走馬はそんな人達みんなの思いを乗せて走っているのだと思うと、競馬がもっと好きになりました。
★★★★★ 馬の名は「オラシオン」。祈りという意味です。実はこの本が発刊されて1年ぐらいしてからのことです。中央競馬で「ダイナオラシオン」という名の馬が登場しました。当然、この作品を意識してつけた馬名に間違いありません。読み終わってからの印象があまりにも強かったもので、ついつい釣られるように出走する度に馬券を買ってしまったものです。結果は散々でした。それまでこんな根拠のない買い方をしたことはなかったのに、初めて「情」のようなもので競馬をしてしまいました。それだけ素敵だったんです。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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