本の内容 白旗をかかげ戦場をさまよった少女の記録。太平洋戦争末期、日本最大の激戦地、沖縄本島で、7歳の少女がたった一人で戦場をさまよったあげく、白旗を持って投降するまでの愛と感動の記録。小学上級より。 目次 平和な島「沖縄」 ISBN 978-4-06-148529-7 みんなのクチコミ
★★★★☆ 第二次大戦中、沖縄の地上戦においては18万以上の人たちが亡くなった。その中に、主人公・冨子の母や兄もいる。家族とはぐれ、1人戦場をさまよう冨子の体験記。
★★★★☆ 著者自身の体験をつづった話。戦争が終わり、アメリカ軍が生き残った人たちに投降するよう呼びかけたときに白旗をもった少女があらわれた。その写真やフィルムが公開されて、その少女についていろいろな話がされていたが、事実と違う話が多かったので、真実を伝えるために著者が書いた。幼い少女が何という体験をしたことか。沖縄に行ったときに戦争の写真なども見たので、様子を思いうかべることが出来、その悲惨さが心に迫った。
★★★★★ 読了。沖縄が戦場に変わった時、著者の年齢は6歳。母と別れ、父と別れ、兄と別れ、姉たちと別れてしまった彼女が、たった独りで戦場を逃げ回る中で見続けた地獄絵図。そんな時、出会った老夫婦は、かけがえのないものを彼女に残してくれた―。どれほど高邁な理想も、この現実の前には輝きを失います。戦場に正義も悪もない。殺し殺され、死んだ人間は打ち捨てられて腐っていく。母親が撃ち殺されている下で、血にまみれた乳を赤ちゃんが吸っている。その横を通り過ぎる者は誰も赤ちゃんを助けることはない。これはきっと普通の人間がすることなのだと思う。平穏な日常の中で、作中の人々を責めることはできる。でも、実際にこうした状況になったら、はたしてどれだけの人間が鬼にならずに生き延びることができるのだろうか…?だからこそ、戦争を起こしてはいけないのだ、と強く思います。英語版で以前に読みましたが、本書は内容を多少入れ替えて、小児や児童にも分かりやすくしているみたいですね。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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