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本の内容 ばじっ!発条が解放され、ごとん—と音をたてて人型の物体が床に降り立つ。中世の鎧騎士を思わせるそれは、魔法を使いすぎた人間の“なれの果て”を狩る戦術魔法士たちの姿。鎧の内側に爆発的な脅威を抱える彼らを、人々は恐怖と嫌悪の念を込めて“ストレイト・ジャケット”と呼ぶ。この物語は、己が魔族化する危険を背負いながらも、黙々と魔族を狩り続ける一人の男の闘いの記録である。男の名はレイオット・スタインバーグ。超一流の腕を持つ、一匹狼のストレイト・ジャケットだ。危険を友に、孤独を胸に闘う彼の魂の行き着く先は—。「スクラップド・プリンセス」の榊一郎が放つ、ハードボイルドファンタジー遂に登場。 ISBN 978-4-8291-2986-9 みんなのクチコミ
★★★★☆ 【ファンタジー】評価 4 ストレイト・ジャケットシリーズ1 (一言)すてプリとは一変して、かなり暗いストーリーですが、おもしろいです。かなり独特な世界観なので、飲みこむまでに時間がかかるかもしれません。魅力的というより、かなり個性的なキャラが多く登場します。魔法について考えさせられる本です。
★★★★☆ この物語は、己が魔族化する危険を背負いながらも、黙々と魔族を狩り続ける一人の男の闘いの記録である。男の名はレイオット・スタインバーグ。超一流の腕を持つ、一匹狼のストレイト・ジャケットだ。危険を友に、孤独を胸に闘う彼の魂の行き着く先は―。 現在6巻まで発売中!
★★★★★ 榊一郎さんの小説のスタンスはあくまで『人間ドラマ』であるということでしょうか。それは小説にとって基本的ですが、最も重要かつ難しいところでもあると僕は思います。中華料理で言うところの焼飯のようなもの。その作家の力量が試されるわけです。うまい=感動する、ということ。そういう点では、榊一郎さんは基本に自覚的(確信的?)ですし力量も充分。この『ストレイトジャケット』シリーズは、ハードボイルド風味。人間ドラマもばっちりかと思います。個人的には最も好きなシリーズです。
★★★★☆ 「自分で終わらせる勇気もなかった癖に!誰かに終わらせて貰うのを待っている癖に!前に進む事から逃げてきた癖に!」ネリンの叫びは主人公のレイオットを形容する言葉として最も適していた。逃避を続ける事で緩慢な生を怠惰に過ごしてきた男なのだ。償う事すら許されない罪の重さは、時に人を人でならざる存在にする。ファンタジー小説における魔法と言う概念を根本から再構築した緻密な設定と、破綻を示唆されながらも社会に食い込んだ魔法と言う毒を使わざるを得ない人間の業深さ。ゆえに魔法で破綻した人の成れ果てを魔法を持って制するストレイトジャケットと言われる戦術魔法士の物語。榊一郎は心理、情景共に、静と動の描写が素晴らしく、読んでいる者は匂いすら感じる生々しい存在感と生きる事への意味に、何かしら心に残る課題を与えられた気分にさせられる。■r 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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