本の内容 行き倒れそうになっていた謎の男・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかった。やがて、夜木を凶暴な事件が襲い……。ホラー界の新星・乙一の第2作品集。(解説・我孫子武丸) ISBN 978-4-08-747342-1 著者情報
乙一(オツイチ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★☆ これも、発想が 斬新!夜木は子供の頃、コックリさんを通して、悪魔に 永遠の命と身体を 交換すると約束してしまう。そこから始まる、夜木の 孤独で悲しい人生が始まる。ストーリーは“ 杏子の目を通した語り ”と“ 杏子に宛てた夜木の手紙 ”のふたつの方向から進みます。ちょっと、グロい場面もあります。この話は ちょっと、怖かった!同収録されてる『A MASKED BALL』それはトイレの壁の落書きから始まる。その落書きが現実に起こるようになり、だんだんエスカレートしていく内容。一体、誰が何のために…知りたいけど、知るのが怖い!
★★★★☆ さみしい、かなしいお話。白乙一作品のように切ないお話。同時収録のトイレの落書きの話もありがちなんだけれどもかかれていなかった話でおもしろかった。
★★★★☆ 同時収録作品の『A MASKED BALL』がおもしろいです。ギャグ要素を含んだサスペンスといったところでしょうか。人気のないトイレでタバコを吸っていた主人公は、トイレの壁に落書きがあるのに気付き、自分も書き込む。その落書きはいつしか伝言板のように会話が成り立ち・・・。表題作の『天帝妖狐』は不思議なホラー作品です。ホラーというほどの怖さはありませんが、読んでる間はずっと不思議な不気味感にとらわれます。登場人物が優しい人が多く、ラストは気持ちよく終わります。
★★★★☆ 「A MASKED BALL」
★★★★☆ 孤狗狸さんを通じて早苗という得体の知れない存在と契約するシーンに背中がぞくっとしました。永遠の命の虚しさが悲しいですが、心が温まる作品になっています。「A MASKED BALL」の方は高校が舞台の青春ミステリって感じで、トイレの落書きという匿名でのコミュニケーションのやり取りで話が進んでいきます。流れるスピード感と爽やかさがいいです。主人公の男の子がクールでかっこいいのも魅力です。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 |
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