本の内容 門が閉まっていれば入らなかった—大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなった。こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし、予防につなげることができるのかを、豊富な写真と具体例で紹介する。 目次 第1章 機会なければ犯罪なし—原因論から機会論へ(欧米の犯罪対策はなぜ成功したのか ISBN 978-4-334-03319-4 著者情報
小宮 信夫(コミヤ ノブオ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★★ 犯罪は、犯罪者個人の心理特性や心理機制だけからの説明では語れません。安倍淳吉博士のいう「場面被支配」(場面に引き摺られて犯行・非行をしてしまう)側面もあることが、とってもよくわかるスゴイ本です。著者は法務省に所属され、研究されていたこともあるという立正大学文学部社会学科の犯罪社会学の先生とのことです。ここから2006年3月に1冊、2007年6月に1冊、2009年10月にも1冊、合計3冊のご注文、ありがとうございました。
★★★★★ 「犯罪原因論」から「犯罪機会論」へ。著者は「犯罪者の心」ではなく,「犯罪の起こる場所」に着目して,犯罪に遭わない方法論を展開します。具体的且つ,即効性のある有益な本です。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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