本の内容 注目の著者が描く運命の不思議、心の救済。小さな村のプラネタリウムに捨てられたふたご。一人は手品師に、一人は星の語り部になった。彼らが生まれ持っていた役割とは? 坪田譲治賞作家による長編小説。 ISBN 978-4-06-275525-2 新聞、雑誌掲載 読売新聞 2007年05月06日掲載 , 朝日新聞 2006年10月15日掲載 著者情報
いしい しんじ(イシイ シンジ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ 「このクチコミが参考になった」と答えた人: 1人/1人中
★★☆☆☆ 読み出しは、「麦ふみクーツェ」と一緒で悪いが、途中から発想も面白い、文章も奔放で面白い、これはいいぞ〜と思えた。が、読んでいたら、テンペルの死の不自然さあたりからすっかり白けてきて、ファンタジーから地面に落とされてしまった。 プラネタリウムという作られた宇宙、作られた手紙、作られた魔法(手品)、「だまされる才覚がひとにないと、この世はかっさかさの、笑いもなにもない、どんずまりの世界になってしまう」 確かにそうだけど、最後まで上手に読者を騙し続けてくれないと・・・
★★★★★ テンペルとタットル、プラネタリウムに捨てられた双子の子に、彼らを拾ったプラネタリウムの解説員はそう名づけた。星の見えない村のプラネタリウムですくすくと育つ双子。そんな彼らの道がある日突然別たれる。ひとりは郵便配達夫をしながらプラネタリウムの解説を。もうひとりは手品師になり、世界中を放浪する。それぞれに成長し、それぞれの道を歩む彼らの再会は思わぬ形で訪れる・・・。
★★★★☆ 悲しいのに温かい作品です。プラネタリウムで拾われたふたごは一人は手品師、一人はプラネタリウムの解説係になります。どちらも嘘を見せる仕事ですが、嘘によって人を幸せにできます。優しく、悲しく、温かい嘘で物語が進んでいきます。いしいしんじの作品は感覚的に合わないって思う部分がちょこちょこあるのですが、この作品は全体がすんなり受け入れられました。人生って辛いけれど、それでも人生は素晴らしいって思わせてくれる物語でした。
★★★★★ 今のところ、いしい氏の作品の中で、一番好きな作品です。プラネタリウムで拾われ、彗星にちなんでテンペルとタットルと名付けられた双子の話。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
|
|
|
||||||||||||