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書評家〈狐〉の読書遺産

文春新書 552

お客様おすすめ度

★★★★★ 商品クチコミ(1件)

著者/訳者

山村修/著

出版社名

文藝春秋 文藝春秋

発行年月

2007年01月

サイズ

221P 18cm

販売価格

777円

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本の内容

志ん朝の落語からプルーストまで、坂本龍馬の手紙からコナン・ドイルまで。古今東西の名著からマイナー作家の愛すべき作品までを、ひたすら味わい尽くした、最後の読書案内。

目次

学究のパリ、文士のパリ
「うそ!」へのジャンプ
声が聞こえる、姿が見える
言葉の魔術師
多芸多才と、一芸と
「新しい人」
はじめて出合う西欧
巻おくあたわず
「世界でもっとも平静な書物」
色とりどりの夢幻と卓抜なユーモア〔ほか〕

ISBN

978-4-16-660552-1

新聞、雑誌掲載

 毎日新聞 2007年02月25日掲載

著者情報

山村 修(ヤマムラ オサム)
1950(昭和25)年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部フランス文学科卒業。2006(平成18)年8月逝去 

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

みんなのクチコミ

★★★★★

 著者の山村修氏は、青山学院大学図書館司書を長く務め、その傍ら夕刊紙「日刊ゲンダイ」に〈狐〉のペンネームで書評の連載を開始。2003年7月に体調不良のため終了するまで約22年半、1188回の長きにわたって続けられ、800字弱の短い書評ながらもその鋭さ、浩瀚な知識などが娯楽中心の記事の中で異彩を放ち、読書人の間で話題を呼びました。惜しむらくは2006年に逝去。本書は『文学界』に連載された「文庫本を求めて」からの抜粋です。書評のポイントは、本の選択、適確ではあるが全てを語らない要約、そのジャンルにおける作品の位置づけ、凡百に陥らない寸評。そして一番大事なのは、その書のもつ魅力を読者に伝えて、一人でも多くの人に読んでもらうことだと思います。(嗚呼、見果てぬ夢よ) 本書はこれらを軽々とクリアし、さらに瑞々しいセロリのような歯切れのよい文で満ち満ちているのですから、脱帽です。

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