本の内容 元治元年六月の池田屋事件以来、京都に血の雨が降るところ、必ず土方歳三の振るう大業物和泉守兼定があった。新選組のもっとも得意な日々であった。やがて鳥羽伏見の戦いが始まり、薩長の大砲に白刃でいどんだ新選組は無残に破れ、朝敵となって江戸へ逃げのびる。しかし、剣に憑かれた歳三は、剣に導かれるように会津若松へ、函館五稜郭へと戊辰の戦場を血で染めてゆく。 ISBN 978-4-10-115209-7 みんなのクチコミ
★★★★★ 新撰組副長となった土方歳三が京都・関東・会津・
★★★☆☆ 素直に面白いです。土方歳三が主人公でございます。近藤勇あっての新選組だったというよりも、土方あっての新選組だったという感想を持ちます。作中近藤が官軍に下るとき土方に、新選組の組織を作りその長たる自分を作ったのはお前だと言う場面があります。「燃えよ、剣」の土方歳三は、まぎれもなく何かを生みだす「芸術家」であったと思います。洋装に刀を持ったオールバックの土方歳三の写真は有名ですが、もし一枚の写真も後世に残らなかったらどうだったのでしょう。確かな歴史的資料は求められますが、反面ないからこそかきたてられる歴史への想像の楽しさというものがあるのではないでしょうか。多くの逸話や史実を踏まえたこの作品は、その絶妙なバランスの上での面白さで一気読み間違いなしでございます。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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