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パフォーマンス評価 子どもの思考と表現を評価する
日本標準ブックレット No.7
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本の内容
「パフォーマンス評価」とはどんな評価なのでしょう?たとえば、次の小学6年生に向けて実施したパフォーマンス課題を見てください。
ハイキングコースを歩いていると、ある地点でレストハウスまでの道が二手に分かれていました。さつきコースが全長3kmで、けやきコースが全長5kmです。ゆう子さんのグループはさつきコース、あきお君のグループはけやきコースを行くことにしました。10時に二手に分かれて、ゆう子さんのグループがレストハウスに着いたのは11時でした。30分後にあきお君のグループが到着しました。
どちらも休憩なしで一定の速さで歩いたとすると、どちらのグループのほうが早く歩いたと思いますか?考えたこととその理由を書いてください。 (問題文を要約)
この課題では、「考えたこととその理由を書く」ようになっているため、子どもたちの考えたプロセスや、それを伝える力(コミュニケーション力)を見ることができます。子ども一人ひとり全く違った解答がされ、ふつうのテストではわからない子どもの姿が見えてきます。全国学力調査テストでも、子どもたちの思考力や表現力を問うPISA型の問題が多く出題され話題になりました。しかし、それを評価して、子どもたちの指導に生かしていく手立ては示されていません。子どもの「作品(のできばえ)」「演技」などのパフォーマンスを評価するこの方法は、これからの教育評価と指導のあり方に大きな一石を投じるものといえます。
目次
第1章 パフォーマンス評価とは何か
第2章 パフォーマンス評価の方法
第3章 パフォーマンス評価の特徴と課題
第4章 学校でこそパフォーマンス評価を
著者情報
松下 佳代(マツシタ カヨ)
京都大学高等教育研究開発推進センター・教授。1991年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(教育学)。京都大学教育学部助手、群馬大学教育学部助教授、京都大学高等教育教授システム開発センター助教授を経て、2004年より現職。専門は教育方法学
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
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