本の内容 紀元79年、ネアポリス。“ご主人様”の命により、道化は「人生」を与えられた。奔放な巫女、双頭の修道士…ナポリを舞台に、道化は数奇な転生を繰り返していく—。現代イタリア・ナポリ。演劇一門の貴公子・ルカと大道芸で日銭を稼ぐ少年・ジェンナーロは、舞台「最後のプルチネッラ」の稽古を通じてナポリを象徴する道化“プルチネッラ”の謎に迫る。二つの物語が時空を超えて重なる時…。貧しく豊かな劇場の町・ナポリのすべてを抱擁する即興仮面喜劇、開幕。 美貌の貴公子ルカと大道芸人ジェンナーロは、舞台の稽古を通じてナポリを代表する道化<プルチネッラ>の謎に迫る。 ISBN 978-4-8291-7661-0 新聞、雑誌掲載 読売新聞 2008年06月22日掲載 著者情報
小島 てるみ(オジマ テルミ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★★ “最後のプルチネッラ”と呼ばれた祖父を持ち、かつて天才子役と言われたルカはワークショップで、亡き父の跡を継ぎ“プルチネッラ”の大道芸をするジェンナーロと出会った。
★★★☆☆ 演劇「最後のプルチネッラ」でプルチネッラ役を争う対照的な二人の少年の成長をナポリの歴史と人々の秘めたる思いを描き出す繊細で情熱的な現代の寓話。
★★★★★ 以前読んだ本がすごく良かったので。<最後のプルチネッラ>と評される名喜劇役者を祖父に持つサラブレットのルカ、スペイン地区で父親がやっていたプルチネッラを継ぎ町中でプルチネッラを演じる少年ジェンナーロの二人が、トレド劇場で行われる演劇のワークショップで<最後のプルチネッラ>の称号をかけて競う。<黒い道化師>からプルチネッラについての演技を学ぶ二人と、御主人を笑わせるまで何度も生まれ変わり、いろんな人生を送る道化の物語が交互に書きつづられている。もうアタマの中でルカがリオン(TOD)でジェンナーロがリッド(TOE)に変換されてしまう。相変わらず美しい文章と独特な世界観、そして人間の生きる意味などについて深く描かれています。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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