本の内容
とある街の片隅にひっそりと建つオンボロ動物病院。ここには、口は悪いが腕は一流と評判の獣医がいた。獣医の名は鳥取健一。通称「ドリトル」と呼ばれるその男は、どんな患畜も巧みなメス裁きで治してしまう。そんなドリトルのもとへ、「競走馬を助けて欲しい」と、多島あすかが訪れる。そのあすかに「助けて欲しければ3000万円用意しろ」と言い放つドリトル。呆然とするあすかだったが、愛する馬・アスカミライを救うためドリトルの要求をのむことに…。
ペットを愛する人に送る感動のヒューマンストーリー!
とある街の片隅にひっそりと建つオンボロ動物病院。ここには、口は悪いが腕は一流と評判の獣医がいた。獣医の名は鳥取健一、通称“ドリトル”と呼ばれるその男は、どんな患畜も巧みなメスさばきで治療してしまう。
ある日ドリトルのもとへ、多島あすかが訪れる。競走馬の治療を依頼するあすかだったが、ドリトルから「助けて欲しければ、3000万円用意しろ」と言われ愕然とする。しかし、ドリトルの“本当の優しさ”を知ったあすかは、やがてドリトルの下で動物看護師として働くことになるーー。
性格に難のある敏腕獣医師と、動物を愛する気持ちは誰にも負けない動物看護師の凸凹コンビが、動物病院に来るさまざまなペットに対峙してゆく。「ペットの苦しみの原因の多くは飼い主にある」、そう信じる二人はペットのみならず飼い主の心にもメスを入れてゆくのであった…
空前のペットブームにわく日本で、ペットはあくまで家族の一員であること、私たちはペットの声なき声に耳を傾けなければならないこと、これがこの作品のテーマ。すでにペットを飼っている人、これから飼う人、そして獣医や動物看護師を目指すこれからの若い世代の人々に一読をお勧めします。