【絵本ナビより】
絵本ナビメンバーの声
インディアンのティーチングストーリーと副題にあります。さらには、ティーチングストーリーとは、「生きることを、おしえるはなし」とあります。大震災の後だけに、その言葉が染み入りました。インディアンに伝わる物語の再話です。年寄りロバが荷物を運んでいた時に、古井戸に落ちて、這い上がれなくなります。同行のじいさまは、仕方なく、さらなる事故を恐れて、古井戸を埋める決心をします。ところが、年寄りロバはある事に気付き、無事、その危機を脱出できたのです。淡々としたエピソードには説教も何もありません。でも、心に響くものがあります。再話の北山さんは、インディアンの精神や物語の研究者のようです。それだけに、伝わってくるものがありました。子どもたちにも、大人たちにもぜひ、紹介したいです。(レイラさん 40代・兵庫県川西市 男17歳、男15歳)
著者情報
北山 耕平
作家、翻訳家、編集者、講演家。『宝島』『ポパイ』などの雑誌創刊に携わる。70年代後半から80年代にかけて北米大陸を旅し、あるメディスンマンとの出会いをきっかけに、インディアンの精神や物語などを学ぶ。現在は、地球のネイティブ・ピープルに伝えられたストーリーテリングを日本に伝えるため、執筆や講演活動を全国各地でおこなっている
oba
イラストレーター。ロゴやポスター、キャラクターデザインなどを手がける。イラストやデザインをとおして、子どもたちのための活動、地域を元気にするプロジェクトにも参加
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです