本の内容 リーマン・ショック後の不況がボディブローのようにきいてきて、世界各国で混乱が拍車をかけている。グローバル化、IT化の波に抗うことができず、協調対応をとれない各国政府はなす術もなく無用な対応をさらしている。アメリカ、イギリス、フランス、日本と世界の主要各国で盤石な政権運営を敷く指導者は一人もいなくなった。政治指導者の人気も権威も失墜して、中央政府が政府たり得なくなっている。ウィキリークスの登場はその象徴である。しかし、日本では変化の芽は表れており、2011年春の「統一地方選」では、民主党でも自民党でもない「地域政党」が躍進し、地方から日本刷新の声が続々と上がる。地方が自主独立の気概を持ち始め、国がなくてもやっていける政治体制を築きつつあるのだ。中央政府、霞が関のコントロールは機能不全となり、「政府崩壊」と言っていい状態に追い込まれる。民主党政権も夏から秋に解散を余儀なくされ、政界再編がようやく始まる。政界再編後、中央政府崩壊後、日本人および日本の国のあり方はどうなっていくのか。これからの国のかたちを大局的に論じていく。 ISBN 978-4-8284-1634-2 |
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