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解決が問題である MRIブリーフセラピー・センターセレクション
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本の内容
ブリーフセラピーはここからはじまった。60年代カリフォルニア、パロアルト。精神分析全盛の時代、これまでとはまったく異なる原理にもとづく「セラピー」が開発された。深層心理や個人の認知ではなく、あくまで具体的なコミュニケーションの観察をリソースとして個人的精神病理志向からの脱却を宣言。“「問題」概念を問題化する”ことを原則とし、「問題」(とされているもの)の「解決」よりも、その不適切な「解決努力」を放棄させることで問題を「解消」する。セラピーに革命をもたらし、その後のコミュニケーション研究全域に影響をおよぼすことになるその非規範的な実践の全貌へ、臨床人類学者ジョン・ウィークランドの文献を中心にせまるMRIブリーフセラピー・センターベストセレクション。
目次
家族療法家らしくない人々について(一九七二)
ブリーフセラピー問題焦点解決(一九七四)
コミュニケーション理論と臨床的変化(一九七六)
「家身症」等閑視された特質(一九七七)
ダブルバインド理論児童精神医学における最新の適用(一九七九)
個人との「家族療法」(一九八三)
アルコール依存症のブリーフセラピー(一九八六)
「わけがわからない」ケース—医療における短期戦略的治療(一九八四)
短期療法にまつわる神話/短期療法神話(一九九〇)
ブリーフセラピーの基本的要素
「汝自身が誠実であるために…」—戦略的セラピーにおける倫理的問題
ブリーフセラピー—MRIスタイル(一九九二)
補遺『変化の文化人類学』への序—ジョン・ウィークランドへのインタヴュー
著者情報
小森 康永
1960年岐阜県生まれ。1985年岐阜大学医学部卒業。以後10年間、同大学小児科に在籍し、主に情緒障碍児の診療に従事。鳥取大学脳神経小児科、カリフォルニア州パロ・アルト、メンタル・リサーチ・インスティチュート(MRI)等で研修。1995年名古屋大学医学部精神科へ転入後、愛知県立城山病院に勤務。現在、愛知県がんセンター中央病院緩和ケア部精神腫瘍診療科
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
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