本の内容
日本は財政破綻寸前で、大震災も経験したのに、どうして今こんなに円が強いのか。『1ドル50円』などと言う人もいるけれど、本当にそうなるのか。いつ円が大暴落するのか。日本の通貨は現在、国力を反映していないのはなぜか。これから先、円はどうなるのか。個人はどう資産を守ればいいのか。様々な情報が錯綜するなか、これらの疑問を解消する一冊。怖ろしいことに、円は「避難通貨」だと言われているが、今の状況は、「円と国債がバブルの極限で、はじける寸前」である。例えるなら、今、円を買う人は「豪雨の時に、がけ崩れを起こしそうな崖下の廃屋で雨宿りをする」ようなものだ。伝説のディーラーであった著者が一見分かりにくい円高のメカニズムをわかりやすく解説したビジネス書。
著者情報
藤巻 健史
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年に行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院)。85年米モルガン銀行入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長に抜擢される。同行会長から「伝説のディーラー」のタイトルを贈られる。2000年に同行退行後は、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より一橋大学経済学部で非常勤講師として毎年秋学期に週1回の講座を受け持つ
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