組織的かつ柔軟な「人と家族を中心に置いたモデル」 子どもたち、そしてその家族と協同するための革新的な教育のフレームワーク プリザント、ウェザビーらによって2006年に米国で刊行された、“The SCERTS Model: A Comprehensive educational approach for children with autism spectrum disorder” の翻訳。 自閉症研究・支援者のエキスパートにより構成された全米研究評議会は、これまでの自閉症研究を再検討し、教育の優先事項と推薦事項を出すとともに、革新的な教育モデルの必要性を訴えた。その必要性に応える形で開発されたのが「SCERTS(サーツ)モデル」である。世界的に注目されているSCERTSモデルは、発達論的アプローチをベースにしつつ、行動論的アプローチやAACなど他のアプローチを統合した革新的な次世代モデルであり、自閉症スペクトラム障害(ASD)のある人の「コミュニケーション」と「社会‐情動能力」を支援する枠組みを提供する。
この新しい「子どもと家族を中心に置いたモデル」によって、専門家や養育者は共に、ASDのある人のコミュニケーションや相互関係、そして社会‐情動を、様々な状況・相手において改善することに取り組むことができる。 そのマニュアルである本書の2巻(Volume II Program Plan & Intervention)では、ASDのある就学前と小学校の児童のためのプログラム計画と介入の実践的なガイドを提供する。 (本書内のフォームは、書籍購入者であればコピー自由)