本の内容 柳田国男以後、最大の功績をあげたといわれる民俗学者・宮本常一の人と業績を自筆恋文など発掘資料で追いつつ、壮図を物心両面で支えた器量人・渋沢敬三の“高貴なる精神”の系譜を訪ねる…。 目次 周防大島 ISBN 978-4-16-352310-1 みんなのクチコミ
★★★★☆ 戦前、戦中、戦後と日本中を歩き続けた宮本常一は近代化する日本にあって忘れ去られようとする人々に常に寄り添い決して本流ではなく傍流から物事を見つめ続けました。その厳しくも優しいまなざしは多くの共感を呼び、柳田国男以後民俗学の最大の功績をあげたと言われます。そして宮本を物心両面において支え続けた渋沢敬三も優れた経済人であると同時に民俗学の発展を支えた高貴なるパトロンでもありました。貧困の中でも温かい家庭で育った宮本常一。日本資本主義の父と呼ばれた偉大な祖父の下で、身動きの取れないプレッシャーと学問を断念し、いやおうなしに祖父と同じ道を歩まざるをえなかった渋沢敬三。二人は当時主流であった柳田民俗学の中で、独自の民俗学の道を歩んでいきました。名誉や栄達を一切望まなかった宮本と敗戦の責任を背負い渋沢家の没落を甘んじて受けた渋沢。この日本にはかつて、誇るべき日本人、美しい日本人がいたという貴重な記録です。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
★★★★★ 民俗について調べて歩くという地味なおしごとを生涯つづけた、宮本常一の伝記。
★★★★☆ 宮本常一関連でもう一冊。学者宮本常一の探究心を理解し、協力したのが渋沢敬三だそうです。やはりお金持ちにはこういうお金の使い方をしてもらいたいわ!すごい。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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