本の内容 「あんたに病気なの」飲む必要のない薬を大量に飲まされ続け、ありもしないアレルギーを理由にわずかな食事しか与えられない。母に嘘の病気をでっち上げられ、心臓カテーテルの検査のため、太ももにメスを入れられ、管を通され、開胸手術を受けさせられる…。代理によるミュンヒハウゼン症候群(MBP)の母親による、終わらない「虐待の闇」を生き抜いた女性の壮絶な半生。 ISBN 978-4-8124-1454-5 著者情報
グレゴリー,ジュリー(Gregory,Julie) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★☆ 代理ミュンヒハウゼン症候群(MSBP)という稀な虐待を受けて育ったジュリーの手記です。最初の辺りは家族や自身の生活の話ばかりでつまらないですが、中盤辺りからMSBPの話が少しずつ出てきます。心臓カテーテルや鼻の手術、尿道に管を入れられるなど、不必要な医療行為を受けさせられる虐待を受けたことが書かれています。他にもマッチ棒を嘗めさせられたり、ランチ代を払わない(必要な食事をさせない)などのネグレクトも受けていたようです。病院で症状を示し合わせる(嘘をつかせる)ようにさせられたこともわかります。余計な話もあり、また母親像が少し見えにくい部分もあって物足りない感じもしますが、珍しいMSBPの症例として少しは参考になると思います。MSBPについてもっと焦点を当てて詳しく書けば良かったのに、と思った惜しい本です。『子どもを病人にしたてる親たち』と併せてどうぞ。
★★★★★ 読了。代理ミュンヒハウゼン症候群の母親を持った女性が、自身の半生を描いた本。代理ミュンヒハウゼン症候群とは、誰かを病気と見なして救急車を呼んだり、病院に駆け込んだり、他の家族や近所の人にその人への献身的な姿を見せることで、自身の満足を得る病気。特に母親が子どもにしてしまうことが多いそうです。子どもは母親の愛情を得るために、必要のない薬を飲み、注射をされ、体にメスを入れられる。そして心も体もズタズタにされ、自分の親に殺されることすらある―。ここのところチラホラ小説の舞台装置の一つとして出てくることもあるこの症候群ですが、実体験だと思うとさらに読むのにエネルギーを使いました。滅入ります…。アメリカの制度や文化に関してはちょっと説明不足の部分もありますが、代理ミュンヒハウゼン症候群については原因はともかく、実態については良く分かると思います。教師や医師、看護士の方には特に一読してもらいたいですね。
★★★★☆ ノンフィクション作品。
★★★★★ この話は、病気でもないのに、母に病気にされつずけ・・のまなくてもいい薬を大量に飲まされ・・・血管にワイヤーまで、通されてしまった・・・。母親に夜終わらない虐待を耐えてきた女性の壮絶な虐待の闇・・!
★★★★★ こんな種類の虐待があるとは正直ショックでした。子供を愛するからこそ病院に連れて行くし心配するのだけれど、この母はやはり異常なのでしょうね。このまま歳をとり老婆になっても自分のしていることが間違いだと気付かないのでしょうか?病気だから?母を告発した(する)後が気になります。彼女の強さには本当に心を打たれました。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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