本の内容 “プロジェクト”を通して、自分の時空間跳躍能力に目覚めていく悠有。いっぽう、辺里の町では不穏な出来事が進行していた。続発する放火事件と、悠有に届けられる謎の脅迫状—「モウ オマエニ 未来ハ ナイ」。涼、コージン、饗子それぞれの想いが交錯するなか、いつしかぼくは微かな不安に囚われていた—悠有はなぜ過去へ跳ばないのだろう?そして花火大会の夜、彼女はぼくの前から姿を消した…。全2巻完結。 ISBN 978-4-15-030803-2 著者情報
新城 カズマ(シンジョウ カズマ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★☆ 1巻目のまったりとした雰囲気から一変して…放火事件や行政の不備やらと話はきな臭い方向へ、怒濤の展開をみせる。 ただし、結末は1巻の最初から暗示しているので、あっと驚く展開ではない。悠有が時空間の移動ができる点と、やたらと少年・少女たちがSF談義に話を咲かせる以外は、SFというよりはサスペンス小説のような印象も受けていたのだが…段々とらしくなってきて、最後で一気にSF度が加速!?見事ワープ成功という感じでしょうかね(笑)ただ、読んでいる最中の雰囲気などは1巻目の方が好みだな。SFのこと詳しい人だったら、途中のタイムトラベルについての講釈なんかが楽しくてしょうがないんだろうけど…そういう専門的な部分を抜かしても青春小説としてそれなりに堪能できた。
★★★★★ 過去の未来ばかりが輝いていて、本当の未来はろくでもない、どうしようもない。軽い諦めと、希望ある未来への淡い期待。少し寂しくて懐かしい。SFであり、青春小説です。●開発に失敗ぎみの地方都市、人気の無い県道と人工的な水田。蛍の舞う水路地、商店街、図書館通り。舞台となる「辺里市」の綿密な二千年の歴史・地図がまたみものです。 新着クチコミ   クチコミはまだありません。 この商品を取り扱っている専門店 |
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