本の内容
1870年代ドイツの反ユダヤキャンペーン、ドレフュス事件やパナマ事件などフランスを揺るがす出来事の深層を検証、ロシア革命、ポグロム、さらに第一次世界大戦からヒトラーの「最終的解決」へと至る反ユダヤ主義の狂瀾にあえぐ瀕死のヨーロッパを、人類の極北を透視する冷厳な筆致で描く。
古代ギリシャ・ローマから現代まで、反ユダヤ主義の二千数百年にわたる歴史的歩みを描く大著。
著者情報
ポリアコフ,レオン(Poliakov,L´eon)
1910‐97。帝政ロシア出身、フランス語表現の歴史家。ナチス・ドイツ占領下のフランスに亡命ユダヤ人として生きるという極限体験から発して歴史学に向かう。戦後、ニュルンベルク国際軍事法廷フランス代表団の史料鑑定士、「現代ユダヤ資料センター」所員を経て、CNRS(国立科学研究センター)研究指導員。ドイツ第三帝国史、反ユダヤ主義、人種差別と人間科学、全体主義をめぐる著作多数。社会科学高等研究院における彼のセミネール、ならびにスリジー=ラ=サールで彼が主宰した国際シンポジウムからは多くの若手研究者が巣立ち、今日なお、学術誌『人類』を中心に旺盛な研究活動を展開している
菅野 賢治(カンノ ケンジ)
1962年生まれ。パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。東京都立大学(旧制度)人文学部助教授(フランス語フランス文学)
合田 正人(ゴウダ マサト)
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。明治大学文学部教授
小幡谷 友二(オバタヤ ユウジ)
1969年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業、中央大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。トゥールーズ第2(ル・ミラーユ)大学博士課程修了。中央大学、明治学院大学、立正大学非常勤講師
高橋 博美(タカハシ ヒロミ)
1973年生まれ。聖心女子大学文学部哲学科卒業、東京都立大学大学院博士課程満期退学。現在、フランス・ポワチエ大学博士課程在籍、フランス国立東洋言語文化大学(イナルコ)講師
宮崎 海子(ミヤザキ カイコ)
1975年生まれ。仏政府給費留学生。日本学術振興会海外特別研究員。中央大学文学部兼任講師
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