本の内容 新進作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。監督に抜擢された人気脚本家の小野川充は『凍て鶴』に並々ならぬ興味を示し、この作品のヒロインには、かつて伝説的な自殺系サイト〔落花の会〕を運営していた木ノ瀬蓮美の影響が見られると、奇抜な持論を展開する。待居の戸惑いをよそに、さらに彼は、そのサイトに残された謎の解明が映画化のために必要だと言い、待居を自分のペースに引き込もうとしていく。そんな小野川に、待居は不気味さを感じ始め—。全篇に充ちた不穏な空気。好奇心と恐怖が交錯する傑作心理サスペンス。 新進作家・待居の出世作「凍て鶴」を映画化しようとする人気脚本化・小野川。しかし、この作品には大きな謎が隠されていた…。 ISBN 978-4-575-23635-4 新聞、雑誌掲載 朝日新聞 2008年10月19日掲載 著者情報
雫井 脩介(シズクイ シュウスケ) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです みんなのクチコミ
★★★★☆ <10月発売>新鋭作家待居の描いた『凍て鶴』が映画化される事になる。映画監督の小野川が、待居の作品が自殺サイトとなんらかの関係があると言い出して…。*一言で言うならば後味悪しで怖いです。*死という特殊な場面に直面してその怖さを身に持ってするからまるで別人のように芸術と向き合う事が出来るのでしょか!?人の裏の姿が怖くなってしまう1冊です。
★★★★☆ ◆2008年10月発売
★★★☆☆ 作家の賞取りの内輪話系かと思いきや、(小説内の)現実とクロスしていきます。途中で、読者が思ってることをある人が代弁してくれるのですが、その後、その疑惑がいったりきたりするという面白さがあります。いったい○○○は誰なのか?(20090415)
★★★★★ 思い込み激しく、飛躍もしててついていくのが大変なストーリーでした。なんというか、雫井さん、上達されましたね。文章がすらすら読めます。どこにもでっぱりがなくて、躓かない。ストーリーは野太く、多少荒れてるんだけどしっかりした力強さを感じさせます。万年筆のときも思ったけど、雫井さんて、伏線がでかい。伏してない。読者からみると真相ばればれで、「志村、後ろ後ろ!」てなもどかしさを感じさせられます。本作も同様だったわけですが、ラストに向けて混沌としてきて、読み終わった時は、だまされた感いっぱいでした。なんだろうこれ。あぁ、充実…。えーい、星五つだぁー。 新着クチコミ
★★★☆☆ 初めのほうはどうにも退屈で、一度は読むのをやめようと思いましたが、三分の一を越えたくらいから徐々に面白くなってきました。ラストはサスペンスタッチで引き込まれます。 この商品を取り扱っている専門店 |
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