本の内容
南フランスの自然と郷愁を謳い上げた作曲家、
本邦初の伝記。
「彼は、良い香りのする音楽を作る。
そして、人はそこで胸いっぱいに深呼吸するんだ」
──クロード・ドビュッシー
デオダ・ド・セヴラック(1872~1921)。
19世紀から20世紀への時代の転換期に、フランス楽壇の中心であるパリから距離を置き、南仏を拠点に活躍した作曲家。
現代のスローライフ運動にもつながる独自の創作美学を標榜・実践し、ピアノ曲《ラングドックにて》をはじめとする作品は、師ダンディをはじめ、ラヴェルやドビュッシーも絶賛した。
舘野泉ほかその音楽に魅せられたピアニストも数多い。