本の内容
人間たちが地球を捨てて宇宙に去り、700年もの時が流れた。生命が住めなくなり、巨大な廃墟と化した地球で動くものはただ独りだけ—ゴミ処理ロボットのウォーリーだ。来る日も来る日も人間たちの残したゴミを集め、圧縮し、積み上げる。700年の間に、ウォーリーには人間の感情らしきものが生まれている。ある日、白くてピカピカの“天使”がウォーリーの前に舞い降りた。彼女の名はイヴ。人間たちが地球に派遣した最新鋭のロボットだ。オンボロの自分とは全く異なる美しいイヴに、ウォーリーは恋をする。不器用ながらも一生懸命に気を惹こうとするウォーリーにいつしか心なごまされるイヴ。ふたりの間に絆が芽生えかけた時、突然異変が起きる。イヴは停止状態になり、宇宙船に回収されてしまったのだ。ウォーリーは飛び立とうとする宇宙船に必死でしがみつくと、イヴを助けるために宇宙へ…。