目次
第1章 知的思考力の源は「哲学」「科学」にある(日本には哲学が根づいていない
どう問い、どう答えるか
重要なのは脳か?肉体か
モノとコト
西洋と日本は哲学が違う
「男性的」「女性的」の対比で考える
なぜ対立する概念はふたつなのか)
第2章 知的崩壊のススメ(ふたつの脳
対立概念を意識し客観的視点を得る
モノからコトへ
実在と実証のバランス
知的思考には肉体感覚が必要
「身体」の経験値で「感覚」を養っていく
「崩壊感覚=知的ショック」が勉強の本質
崩壊と再構築の経験が大切
世界に通じる骨格を形成する)
第3章 物事の根本を突き詰め解決を導く(突き詰めて考えるとどこへ行き着くか
反対概念を突き詰める
小説に秘められた宇宙論
本当は楽しい物理学
作家鈴木光司の出発点
作家という仕事
鎖国状態で生きる人、積極的につながりを求める人)
第4章 イメージとフィードバックが思考力を育てる(学校の先生は科学音痴?
理屈を考えずに屁理屈を言わない
失敗からのフィードバックは学習の本質
戦時下から続く日本人の学び下手
前例主義では勝てない
物理帝国の凋落
多様性が求められる受験制度
結果をイメージできるか
勉強の仕方は自分で考える
雑務は誰のため?
無駄をなくすにはどうしたらいいか
なぜ学校へ行くのか?)
第5章 世界の仕組みを理解する(トップダウンとボトムアップ
絶妙なバランス力が問題解決につながる
対立概念の折り合いをつける
偏すれば、いずれシフトする
起源の不可思議
自分で自分を観る
コンピューターに意識が生まれるか
限界の先に広がる世界
知性の探求に終わりはない
セロトニン派とアドレナリン派
ギャラリーあいると奮い立つ人、怖じ気づく人
映画界に見る日本人の性分
不確定であるがゆえの報酬
世界と渡り合うためには)
著者情報
鈴木 光司(スズキ コウジ)
1957年、静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。90年、デビュー作の『楽園』(新潮社)が日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。その後、一大ホラーブームを巻き起こす。著作は世界20カ国語に翻訳されている。また、“文壇最強の子育てパパ”の異名の通り、二人の娘を育て上げた経験から、政府の諮問機関「少子化への対応を推進する国民会議」や東京都青少年問題協議会の委員などを歴任。作家になる前、塾の講師や家庭教師をして子どもたちに勉強を教えた経験もある
竹内 薫(タケウチ カオル)
1960年、東京都生まれ。サイエンスライター。東京大学教養学部教養学科、同理学部物理学科卒。マギル大学大学院修了。Ph.D.(理学博士)。専攻は科学史・科学哲学と高エネルギー物理学。科学書、新聞・雑誌のコラム、書評、テレビやラジオなど、幅広く科学の啓蒙活動を展開。主な出演番組に、国際エミー賞にノミネートされた『たけしのコマ大数学科』(フジテレビ系)、『JAM THE WORLD』(J‐WAVE)などがある
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです