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書籍

21世紀版少年少女日本文学館 20

汚点・春は夜汽車の窓から

お客様おすすめ度

★★★★★ 商品レビュー(1件)

出版社名

講談社

発行年月

2009年04月

販売価格

1,470円

ポイント

14ポイント

取扱状況

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本の内容

作家活動のみならず、テレビドラマ、舞台でも注目を集める井上ひさし。「焼跡闇市派」を自認する一方、マスコミの寵児として、時代を駆けつづける野坂昭如。叙情的な美しい作品で知られる三浦哲郎。昭和後期、それぞれの個性で時代を牽引してきた三人の作家と、その後の新しい世代の文学を代表する村上春樹の作品の八編を収録。

ISBN

978-4-06-282670-9

著者情報

井上 ひさし(イノウエ ヒサシ)
1934年11月16日、山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。1953年上智大学文学部ドイツ文学科に入学するが、失望し休学。1956年、上智大学外国語学部フランス語学科に復学。アルバイトのため浅草の軽演劇場「フランス座」に勤めながら、戯曲やラジオドラマをかきはじめる。1964年NHKテレビの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本を山元護久と共作、人気番組となる。1972年戯曲「道元の冒険」で「新劇」岸田戯曲賞ほかを受賞。小説「手鎖心中」(別冊文藝春秋)で直木賞を受賞。1981年『吉里吉里人』を新潮社から刊行、読売文学賞(小説賞)、日本SF大賞受賞。1984年劇団こまつ座(座主井上好子)旗揚げ公演に「頭痛肩こり樋口一葉」を上演。1985年『腹鼓記』を新潮社より、『不忠臣蔵』を集英社より刊行、翌年吉川英治文学賞を受賞

野坂 昭如(ノサカ アキユキ)
1930年10月10日、神奈川県鎌倉郡鎌倉町に生まれる。1950年早稲田大学文学部仏文科に入学。1957年授業料未納で早大を抹籍処分。CMソングの作詞をはじめ「セクシー・ピンク」などのヒット曲を生む。1962年『プレイボーイ入門』(荒地出版社)を編集刊行、ベストセラーとなり、マスコミ界に出る。1963年童謡「おもちゃのチャチャチャ」の作詞で日本レコード大賞作詞賞を受賞。1967年「アメリカひじき」を「別冊文藝春秋」に、「火垂るの墓」を「オール讀物」に発表、翌年、直木賞を受賞。1983年参院選(比例代表区)で当選。12月の総選挙に、田中角栄元首相の新潟三区から立候補、次点で落選

三浦 哲郎(ミウラ テツオ)
1931年3月16日、青森県八戸市三日町に生まれる。1949年早稲田大学政経学部経済学科に入学。1953年早稲田大学文学部仏文科に再入学。1955年同人雑誌「非情」に発表した作品で井伏鱒二の知遇を得る。「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞を受賞。1961年「忍ぶ川」により芥川賞を受賞。1976年『拳銃と十五の短篇』を講談社より刊行、野間文芸賞を受賞。1982年『おろおろ草紙』を講談社より刊行。『少年讃歌』を文藝春秋より刊行、翌年日本文学大賞を受賞。1984年『白夜を旅する人々』を新潮社より刊行、翌年大佛次郎賞を受賞 

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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■井上ひさし『汚点(しみ)』
孤児院にあずけられた兄とラーメン屋の使用人となってしまった弟。兄は弟から受け取るはがきの汚点から弟の境遇を察します。孤児院での理不尽な暴力に耐えながらもあきらめなかった全日制高校への進学。しかし、兄は決心します。進学のために必要なそのお金で弟の身を引きとろうと。迎えにいった兄の目に映る弟の姿には涙が出ました。そして弟を救おうと気丈に振舞う兄の姿にも。
■野坂昭如『凧になったお母さん』
戦争の悲劇は戦場にだけあるのではない。空襲を逃れたどり着いた小さな公園。しかし、そこも火の海に囲まれていきます。息子カッちゃんに少しでも水分を与えようとする母のしたことは何か。自らの汗、涙、お乳、そして最後には吹き出した血をカッちゃんの体へ塗ってあげたのです。やがて母の体は凧のように空に舞い上がります。そして、カッちゃんも・・・

三浦哲郎『メリー・ゴー・ランド』、村上春樹『踊る小人』なども味わい深い作品。091011

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