本の内容
時は鎌倉末期。後醍醐天皇率いる軍勢が挙兵し、倒幕の気運が高まっている。強いものにつく変節漢とののしられても己の道を貫いた「バサラ大名」佐々木道誉。天皇への忠節を貫き、華々しく散った愛国の士ともてはやされる「悪党」楠木正成。しかし、二人には意外な共通点があった…。未来を予見し、この国の運命を決した両雄の選んだ道は—?南北朝の真実に迫る長編小説。
風雅を好み、流通を制して乱世を渡る佐々木道誉と、類まれな頭脳を持ち、宮への忠誠を誓う楠木正成。2人は時代の荒波に巻き込まれ…。
著者情報
安部 龍太郎(アベ リュウタロウ)
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専卒業後、小説家を志し上京。図書館勤務のかたわら同人誌に作品を発表。89年から1年間「週刊新潮」で「日本史 血の年表」(刊行時『血の日本史』に改題)を連載、衝撃的なデビューを果たす。2005年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を受賞
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