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★★★☆☆ 商品クチコミ(5件)

著者/訳者

川上未映子/著

出版社名

講談社 話題の著者もっと見る…

発行年月

2009年09月

サイズ

248P 20cm

価格

1,470円

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本の内容

衝撃的感動!芥川賞受賞後初の傑作長篇。「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。

「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」。生の意味を問う、哀しくも美しい物語。

目次

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ISBN

978-4-06-215772-8

新聞、雑誌掲載

 毎日新聞 2009年12月20日掲載

作家・著者のコメント

善とは何か。悪とは何か。
ふだん当然と思っていることを自分自身にも問う気持ちで
この物語を書きました。
ひとりでも多くの方にこの物語が届くことを願ってやみません。

川上未映子(講談社HPより)

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著者情報

川上 未映子(カワカミ ミエコ)
1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年デビュー小説『わたくし率イン歯ー、または世界』(講談社)が第一三七回芥川賞候補作に。同年第一回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』(文藝春秋)で第一三八回芥川龍之介賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』(青土社)で第一四回中原中也賞受賞 

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

みんなのクチコミ

★★★☆☆

本書は「いじめ」をテーマにしています。本書は模範解答を与えません。「いじめ」を受ける主人公の視点から物語は進みますが、いじめる側は受ける側ほど事態を重視していません。理由のない暴力というものは恐ろしいものです。やがて、主人公は同じ立場の少女と心が通じることによって心境に変化が生じます。同じ境遇の理解者が得られたことと同時に、立場を変えてしまうという変化も生んだようです。現実はこうかもしれない、と少し暗い気持ちになりました。

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★★★★

「わたしたちは仲間です」
斜視のためいじめをうける僕の机に入れられたメモ。
それは同じようにいじめられる女子のコジマからのものだった…。
◆いじめが題材で、そのシーンも多く読んでいてとてもツライ。だからと言って眼をそらしてはいけないのでしょう。
主人公が何故いじめるのかと詰め寄った百瀬が言う集団には生贄が必要だという論理。たしかに世の中はそんなところかもしれない。
でも、それは屁理屈だと言いたいし、きれいごとと言われてもやはり自分がされて嫌なことは人にしないというのが世界の起点で在りたいと思うのです。
その一方で、痛みを知り、いじめを受け入れる自分たちこそ正しいと言うコジマにも、やはりそれは違うのだと言いたいと思う。
いじめだけでなく、とても難しいテーマを扱っている作品だと思います。
そしていろんな問題をも提起しています。
でも、私はその答えをすぐには見つけられそうもないのです。
ただ一人ひとりが考えるべきことであるのは確か。
まずは読んで、いじめについて、生きることについてを考えることから始めてみませんか。

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★★★★

すこしイタイが、読める、読ませる。
移動で、イッキ読み。

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★★★☆☆

いじめを受けている中学生が主人公。中学生が主人公の本なんて久々に読みました。
いじめをただ受け入れている主人公とコジマの姿勢が私には受け入れがたく、ある種のフラストレーションを感じながら読んでいました。ただ受け入れることでは何も変わらない、逃げてもいいから行動することに意味があるように私は思ってしまうのです。その点ではいじめる側の百瀬の意見に近いのかもしれません。
攻撃はできなくても大切な人を守る強さは身に着けたい、と思いました。

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★★★★

お待ちかね川上未映子の初の大規模長編!関西弁まるまるのお馴染み未映子節は影を潜め、標準語による整った文体に。
そのうえ主人公は中学生男子という、今までにない設定。
繊細な感じの文章に、よくある思春期小説?と思いながら読み始めて、途中から異変に気付き、最後まで読むと……やってくれちゃいました!
やっぱり未映子は未映子だった。

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