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いつか響く足音

お客様おすすめ度

★★★★ 商品クチコミ(1件)

著者/訳者

柴田よしき/〔著〕

出版社名

新潮社 新潮社

発行年月

2009年11月

サイズ

232P 20cm

販売価格

1,365円

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本の内容

「家族」のかたちが見えればいいのに。壊れはじめたら、すぐに分かるから。借金まみれのキャバクラ嬢。猫の集会を探し求めるカメラマン。夫が死んだ日のことを忘れられない未亡人…ひとりぼっちの人生がはじまった、それぞれの分岐点。著者会心の傑作連作集。

ISBN

978-4-10-471104-8

みんなのクチコミ

★★★★

●11月新刊●
郊外にある老朽化した団地。
この場所で暮らす一人ぼっちの人々を描いた連作短編集。
◆借金まみれのキャバクラ嬢や猫の集会を探し求めるカメラマンなど…1話毎に主人公は変わります。
それぞれ短編としても楽しめましたが、バトンがわたる毎に、あの場面でこの人はこんなことを考えていたのかといったことも判り、そのあたりがなかなかリアルでもあって面白く感じました。
登場人物たちが一人暮らしし、どこか上手く家族が行かなかったという共通する部分はありますが、その理由はそれぞれ異なるものであります。
心に抱えるおもりはもしかしたら、かなり身近なもので、それがハリのない淀んだような生活を生んでいるのが、本当に近くにありそうな分、語られた本音にドキリとしたのです。
そんな中で絵理の借金対策に皆が集まったことが、とてもよい読後感になったと思います。
人とふれあえる…それがやはり温かくなる素でしょう。

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