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お届け状況

書籍

錦繍

改版  新潮文庫

お客様おすすめ度

★★★★ 商品レビュー(41件)

著者/訳者

宮本輝/著

出版社名

新潮社

発行年月

2004年03月

販売価格

460円

ポイント

4ポイント

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本の内容

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る—。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。

ISBN

978-4-10-130702-2

著者情報

宮本 輝(ミヤモト テル)
1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、’77年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「蛍川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため一年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『優駿』(吉川英治文学賞)等、多くの作品がある 

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

お客様レビュー


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★★★★★

燃え立つような蔵王の烈しい錦秋に酔い、何かしら恐ろしく、しんと静まる冷たい刃に似たものを樹木の炎に感じた勝沼亜紀。「前略 蔵王のダリヤ園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」。ある年の一月十六日、亜紀がかつての夫、有馬に宛てた手紙の冒頭文から物語は始まり、十一月十八日付の最後の有馬宛の手紙で結ばれるまでの、一年足らずの間のふたりの往復書簡のみで綴った作品です。ふたりにとってこれまでの空白の十年間が、遠い記憶の糸を手繰り寄せ、ふたたび紡ぎ、織り上げてゆくように描かれます。手紙って、精神的なものというか、互いの気持ちが素のままぶつかり合うというか、考えようによっては恐るべき伝達手段。表現ひとつでも、相手にどんな解釈をされるか分からないといった不安がありますし、「行間を読む」といいますが、読み手は実に多くのものをあなたの手紙から読み取ってしまうかもしれません。だからこそ、この小説には格別な深みがあるのではないでしょうか。

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★★★★

 愛し合いながらも離婚した2人。10年の歳月を経て、紅葉に染まる蔵王で偶然、再会する。

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★★★★★

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした。」十年の歳月を経て再びめぐり会った男女の往復書簡で、2人のこれまでの人生が語られていきます。2人の間に何があったのか・・・。何度も繰り返し読んでいる一冊です。

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