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本の内容 小さな漁師町で育った娘・千代は、昭和のはじめ、9歳で祇園の置屋に売られる。その愛らしさが仇となって先輩芸妓から執拗ないじめを受け、また姉と故郷に逃げようと企てて失敗、たちまち苦境に立たされる。そんなとき、忘れがたい運命の出会いが…。ひとりの芸妓の数奇な一生を描いた全米ベストセラー小説が待望の文庫化。 ISBN 978-4-16-766184-7 著者情報
ゴールデン,アーサー(Golden,Arthur) ※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
★★★☆☆ 上下巻。さゆりという祇園の芸妓の口述を作者がまとめた、という形で始まる。実在の芸妓を取材してかかれたものだけあり、当時の祇園のしきたりや芸妓の世界など興味深く読めた。…さゆりの性格は、好きではないが、フィクションなので。
★★★★☆ ハリウッド映画で描かれた芸妓の世界『SAYURI』の原作。読んで最初に驚いたのは、小説だと思っていたのに、さゆり本人が当時を回想しつつ語り口調で綴られていたこと。冒頭に原作者が何ヶ月にも渡ってインタビューを続けたうえで書いたと説明されていたこともあって、実話なのかと思ったが、どうも主人公のモデルである実在の女性の年齢からすると違うようにも思える。なるほど、内容も読んでいて一人の女性が話しているのをずっと聞いているような錯覚に陥るようなものだった。またこの語りで使われる比喩表現がいかにも日本人といった印象があり、はたしてこういう表現が欧米人にわかるのか少し不安になったほど。主人公の波乱万丈の人生を読みきった時、人間の運命とは儚く、それでいてなんて素晴らしい花を咲かすものだろうかと思った。
★★★☆☆ 【読みやすさ】★★★★☆
★★★★★ 今年冬に映画化される芸者の物語。見事な京言葉の語り口と時代背景や伝統美に惹きつけられますが、じつは原作は外国人の方で驚きました。一人の貧しい少女が芸者の世界に投げ込まれ、厳しい世間に耐えながらも愛に生きたお話で、ドン底もあれば天にも昇る気持ちになったり、本当に波乱万丈です。一途で、これこそ美しい愛の物語だといえます。
★★★☆☆ えっ映画化するんだ・・しかも監督外国人・・ていうか著者もそうだけど。読むかぎりではそうでもないのだろうけど(芸者の世界を生で知らないので)映画化してまたへんなニッポンにならないかしら・・・。 新着レビュー   コメントはまだありません。
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