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書籍

プラネタリウムのふたご

講談社文庫 い107‐1

お客様おすすめ度

★★★★ 商品レビュー(15件)

著者/訳者

いしいしんじ/〔著〕

出版社名

講談社

発行年月

2006年10月

販売価格

770円

ポイント

7ポイント

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本の内容

だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。—星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられたふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは?こころの救済と絶望を巧まず描いた長編小説。

ISBN

978-4-06-275525-2

新聞、雑誌掲載

 読売新聞 2007年05月06日掲載 , 朝日新聞 2006年10月15日掲載

>>この他の新聞掲載本はこちら

著者情報

いしい しんじ(イシイ シンジ)
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。2003年、『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞を受賞 

※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

お客様レビュー


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★★★★★

 テンペルとタットル、プラネタリウムに捨てられた双子の子に、彼らを拾ったプラネタリウムの解説員はそう名づけた。星の見えない村のプラネタリウムですくすくと育つ双子。そんな彼らの道がある日突然別たれる。ひとりは郵便配達夫をしながらプラネタリウムの解説を。もうひとりは手品師になり、世界中を放浪する。それぞれに成長し、それぞれの道を歩む彼らの再会は思わぬ形で訪れる・・・。
 ◆だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。
いしいしんじの紡ぐ双子の物語は、時にやさしく、時に残酷だ。まるで童話のような様相を呈しながら、運命とか世の中といったもの一面を切り取って書き出してくる。けれど、残酷な一面を認めながらも、こうしたらもっとよくなるのに、そんな希望が描かれているから、つらくも優しい物語になるのだ。大人向けの物語小説。運命とか世の中とかに疲れてきたら読んで欲しい。つらいことも多いけど、それでも素晴らしいって思えるだろうから。

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