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価格:1,995円(税込)

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水深五尋
あらすじ
 舞台は、第二次世界大戦が始まって4年たった、1943年春のイングランド北東部の港町ガーマス。 夜更けに、ドイツ軍の潜水艦Uボートの攻撃を受けた貨物船が沈むのを目撃した少年チャス・マッギルは、翌朝、 波止場近くの砂浜で発信器らしきものを発見。友人たちと興味半分でスパイ捜しを始めるのですが、しだいに深刻な事態に……
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編集者からのメッセージ
 カーネギー賞受賞作『“機関銃要塞”の少年たち』〔越智道雄訳、評論社刊〕の主人公チャス・マッギルと幼なじみたちが、本作では16歳になって登場。
 作者自身が「自伝的要素の強い作品」と述べているように、作中の町ガーマスのモデルとなっているのは、おなじみ、タインマス。イングランド北東部、作者の生まれ育ったノースシールズの隣町で、宮崎駿監督のイラスト・エッセイに描かれていた、あの町です(『ブラッカムの爆撃機』収録「ウェストール幻想 タインマスへの旅」)。
 
 そして、なんと本作も、宮崎駿監督のカバー絵と描きおろしのイラストが満載!

 戦時下の日常、少年の淡い恋、スリリングな展開、意外な結末、そして胸があったかくなる読後感……金原瑞人さん、野沢佳織さんによる小気味良いテンポの訳文で、本邦初訳のウェストール作品をお楽しみください。
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著者紹介
ロバート・アトキンソン・ウェストール
1929年10月7日生まれ。イギリス・ノーサンバーランド州ノースシールズに生まれる。ダラム大学では美術を専攻し、 1953年卒業。さらにロンドン大学スレード美術専門学校で学ぶ。卒業後、美術教師として教える傍ら、 一人息子クリストファーのために書き1975年に 出版された『“機関銃要塞”の少年たち』(評論社)がカーネギー賞を受賞。以後、55歳で教師を退職するまで執筆活動と教職を並行して続けた。1981年に『かかし』(徳間書店)で 再びカーネギー賞、1990年『禁じられた約束』(徳間書店)でシェフィールド児童文学賞、『海辺の王国』(徳間書店)で ガーディアン賞を受賞するなど、現代イギリス児童文学を代表する作家である。生涯に48冊の本を書き、1993年肺炎で死亡。
カバー画・挿画
宮崎駿(みやざきはやお)
アニメーション映画監督。1941年東京生まれ。学習院大学政治経済学部卒業。劇場用アニメーション監督作品に「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)、「風の谷のナウシカ」(1984)、「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)がある。「千と千尋の神隠し」で第52回ベルリン国際映画祭金熊賞、第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞などを受賞。「ハウルの動く城」では、第61回ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞を、続く第62回同映画祭では、栄誉金獅子賞を受賞している。
訳者紹介
金原瑞人(かねはらみずひと)
1954年岡山市生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学社会学部教授。翻訳家。エスニック文学、マイノリティ文学、児童文学などを講じる。ウェストール 『かかし』『ブラッカムの爆撃機』、ペック『豚の死なない日』、マコックラン『不思議を売る男』、ヘミングウェイ『武器よさらば』、カニグズバーグ『ムーンレディの記憶』など訳書多数。エッセイ集に『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』『翻訳のさじかげん』がある。

野沢佳織(のざわかおり)  
1961年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家。訳書にバーネット『秘密の花園』、ウェストール『禁じられた約束』、ハートネット『銀のロバ』、グレイ『絶体絶命27時間!』、ローズ『コンスエラ』(共訳)、マタール『リビアの小さな赤い実』(共訳)など。
訳者からのメッセージ
 天国にいるロバート・ウェストールに「自分の作品のなかで最も思い入れの強いものはどれですか?」とたずねてみたい。きっと「『水深五尋』かな」という答えが返ってくるにちがいない。
 作者も「おぼえ書き」で述べているように、『水深五尋』は「自伝的要素の強い作品」であり、「二十年間にわたる、親として、また教師としての経験から生まれたもの」であるとともに、最もウェストールらしい作品であり、ウェストールを愛する読者にとっては忘れがたい作品だと思う。 (『訳者あとがき』より抜粋)
ロバート・ウェストールの主な作品
ブラッカムの爆撃機
岩波書店
1,680円(税込)
かかし
徳間書店
1,680円(税込)
禁じられた約束
徳間書店
1,470円(税込)
クリスマスの幽霊
徳間書店
1,260円(税込)
青春のオフサイド
徳間書店
1,890円(税込)
弟の戦争
徳間書店
1,260円(税込)
海辺の王国
徳間書店
1,470円(税込)
猫の帰還
徳間書店
1,680円(税込)
クリスマスの猫
徳間書店
1,155円(税込)
“機関銃要塞”の
少年たち

評論社
1,890円(税込)
ウェストールコレクション
8冊セット

徳間書店
11,865円(税込)
宮崎駿監督インタビュー


 

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