|
感じとる。自ら考える。そして行動する。そこに喜びが生まれる。
それが生きることの意味ではないだろうか。人は生まれたときから「生きる」日々のなかでそうした力を身につけてきたはずなのだ。そこを大事にしていけば、地中にびっしりと根を張り巡らした木のようなしっかりした子どもが育つ。根さえしっかりしていれば、たいそうな嵐や災害にも耐えていける。風や雨は災いではなく変化として楽しむもの。
今の日本はそんな大事なことを置き忘れてきたのでは。
「いなほ」の保育はそんな現代に「そうじゃないんじゃないの」と問いかけているようにみえる。2年にわたるインタビューから、月々の出来事を追う形で北原和子さんの話をまとめてみた。 |