会員登録(無料)|ログイン|会員サービス|ご利用ガイド
すべてのクチコミ 芸能・スポーツ・専門家 音楽映像・メディア・広告 メーカー・生産者 IT・情報通信サービス 小売・商社・サービス業 飲食・娯楽 医療・法務・税務等 金融・保険業 官公庁・団体・図書館員 自営業 建設・不動産 エネルギー・交通・運輸 主婦・主夫 教育・学生
みそさん
クチコミを見る:96件
プロフィール:
性別 :男性(♂)
年代 :未設定
血液型 :O型
職業 : | 未設定
AD
コーナー
コーナー編集
アメリカ文学1
(商品別カテゴリ:書籍 > 文庫)
ご一緒にお求めの際はまとめてチェック
ワインズバーグ・オハイオ
アンダソン/〔著〕 小島信夫/訳 浜本武雄/訳、講談社
販売価格:998円
ポイント:9ポイント
22編の短編で構成されているのだけど、ワインズバーグオハイオという町を舞台にそれぞれがつながっていて全体は長編小説のような感じになっている。動きつづける手が自分をなによりも物語っている老人、自分の考えを紙切れに書いてポケットにいれ、いつしかそれを丸い紙の玉にしてしまう医師、鐘塔のわれた窓から女教師の私生活を覗いて、そこに神をみる牧師などの、町に住むそれぞれの人々の持つ信念、信仰、後悔、不安、憎悪を描くことによって、ワインズバーグ・オハイオという小さな町が浮かび上がってきている。登場人物は自分だけにしか通用しない真実をそれぞれの心の内にため込んでいる。その真実を物語の核となっているジョージ・ウィラードという若い新聞記者に対して語るのだけど、それはけして対話になっていない。なぜならそこには他人には自分の真実をわかってもらえないだろうという孤独感がお互いに存在しているからだ。
オススメ度: ★★★★★ 2001/11/18更新
このクチコミは参考になりましたか? はい いいえ [ 報告する ]
夜の樹
カポーティ/〔著〕 川本三郎/訳、新潮社
販売価格:580円
カポーティーの文章は今にも壊れそうで繊細で美しく完璧だ。まさに粒ぞろいの短編集。お勧めは「夜の樹」,「ミリアム」,「無頭の鷹」。
怒りの葡萄 上巻
スタインベック/〔著〕 大久保康雄/訳、新潮社
販売価格:660円
ポイント:6ポイント
土地を奪われ仕事を求めて家族で長い旅に出る。そしてやっとたどり着いた新たな土地で待ち受ける過酷な現状。いろいろと考えさせられる名作です。
ハックルベリイ・フィンの冒険
マーク・トウェイン/〔著〕 村岡花子/訳、新潮社
自分を教育しようとするサリーおばさん、酔っぱらって暴力をふるう父、旅先で出会った自らを王様、公爵と名乗るペテン師二人組みなどの自由を脅かす侵略者??ちょっと大げさな物言いかな(笑)??に対して、ハックは「I never said nothing([言いたい事はあったけど] おれ、なにも言わなかった)」という口癖どおり、人が良いことなかれ主義で彼らに付き合って行動してしまう。しかし、それでいながらハックには、自分が今いる社会・環境に対する居心地の悪さというものが常に存在していて、結局は自由な気分でいられ、誰にも気兼ねすることのない、楽ちんないかだでの生活へ逃げ出す。そこがこの物語を魅力的にしていると思う。
オススメ度: ★★★★★ 2002/03/20更新
八月の光
ウィリアム・フオークナー/著 加島祥造/訳、新潮社
販売価格:860円
ポイント:8ポイント
時間の流れは行ったり来たりしており、全体がなんというか意識の流れにそって書かれているように感じる。そういうふうに実験的な文章構成で書かれているものの、彼の書く物語は19世紀文学のようなパワーをもっているのがなんとも不思議。
死の床に横たわりて
フォークナー/〔著〕 佐伯彰一/訳、講談社
販売価格:1,470円
総勢15人による59回の内的独白によって物語は語られる。物語の視点はぐるぐると動き、その事によってこの小説に不思議なグル?ヴ感をもたらしている。登場人物は皆なにかに憑かれたようであり、人間の持っている泥臭さといったものを感じる??これはフォークナーの小説に出てくる登場人物に共通している事なのかもしれない
オススメ度: ★★★★ ☆ 2001/11/18更新
アブサロム、アブサロム! 上
フォークナー/〔著〕 高橋正雄/訳、講談社
販売価格:1,365円
ポイント:13ポイント
サトペン一族にまつわる物語が、クェンティンを聞き役として語られる。それはサトペンの妻の妹であるローザ・コールドフィールドによって語られる『彼女達一家を滅ぼした悪魔についての物語』であったり、クェンティンの父によって語られる『サトペンを町で一番よく知っていた彼の父(クェンティンの祖父)から受け継がれた物語』であったりする。さらに物語の後半では、墓穴のように寒い部屋で、彼の友達であるシュリーヴとサトペン一族の物語を語りあうのだけど、二人はまるでサトペン一族に乗り移ったかのように、そしてお互いの存在さえが溶け合うように、時間を行き来しながら、時には想像を交えて語り合う。そしてサトペンの物語によって浮かび上がってくるのはアメリカの南部のもっている伝統、怒り、誇り、失った栄光、罪。その奇怪にもみえる、南部の過去が持っている現在に及ぼす魔力はフォークナー自身が逃れる事のできなかったものである。
オススメ度: ★★★★★ 2001/11/28更新
白鯨 上巻
メルヴィル/〔著〕 田中西二郎/訳、新潮社
販売価格:700円
ハックルベリーフィンもそうですが,モビーディックも古典アメリカ文学を代表する作品。
武器よさらば
ヘミングウェイ/〔著〕 大久保康雄/訳、新潮社
キャサリンとの情熱的な恋愛と、第一次世界大戦における軍隊行動の対比というのがこの「武器よさらば」の構図となっている。この『個人的な情熱(恋愛)』と『集団的な情熱(フィエスタ)』との対比は、なにもこの「武器よさらば」に限ったことではなく、ヘミングウェイ長編作品に共通していることなのだけど、この作品で描かれている第一次世界大戦での体験こそ、ヘミングウェイにとってもっとも心に刻み込まれた体験、つまりは一番書きたかった、あるいは書かずにはいられなかった題材なのかもしれない。ヘミングウェイという作家が、自らの実際に体験した出来事(もしくは自らが実際に耳にした他人の体験)をもとに作品を作りあげるタイプの作家だということを考えると、よけいにそう思えてくる。
オススメ度: ★★★★ ☆ 2002/09/28更新
日はまた昇る
販売価格:500円
ロストジェネレーションとは、戦争体験によりこれまでの宗教観、道徳、人間的精神が押しつぶされ、絶望と虚無に落ち込んだアメリカの若い作家たちに与えられた呼称というのが定義。ヘミングウェイの処女長編作となった本作は、そんなロスト・ジェネレーションたちの生態を描いた作品となっている。徹底的な写実主義に基づいた簡潔な文体というのがヘミングウェイのスタイルだが、この処女長編作においてすでにそのスタイルは完成形に近づいていると言っていいと思う。心的描写を極力排除し、会話、情景描写のみで物語は突き進められているが、それなのに不思議と彼らロスト・ジェネレーションの気持ちが読み手に伝わってくる。パリ、スペインの祭礼週間を舞台とした登場人物たちの狂乱騒ぎ。そんな彼らの行動の中に深く横たわる絶望的な虚無感に圧倒されてしまう。
オススメ度: ★★★★ ☆ 2002/10/05更新
われらの時代・男だけの世界
ヘミングウェイ/〔著〕 高見浩/訳、新潮社
販売価格:788円
ポイント:7ポイント
ぼくの最初のヘミングウェイ体験は「老人と海」。そのときはヘミングウェイという作家に対して、世間で評価されているほどにはピンとこなかったのだけれども、これを読んでヘミングウェイのすごさを思い知らされことに。それだけこの初期のヘミングウェイの短編集は非常に良みごたえがある名作ぞろい。本作には、ヘミングウェイの分身的なキャラクターであるニック・アダムスを主人公とした、いわゆる「ニック・アダムスもの」を中心に、 ヘミングウェイの独創的な文体の結実との誉れ高い「殺し屋」、散文の可能性のひとつの極北とまでいわれる「二つの心臓の大きな川」などが収められている。これらの作品がすばらしいのはもちろんだけど、他にも個人的におすすめしたいのは「雨の中の猫」、「季節外れ」、「白い象のような山並み」。ヘミングウェイというと男性的な作風というイメージを持たれる方も多いとは思うけれど、これらの作品は男女を問わずにおすすめできるんじゃないかな。
オススメ度: ★★★★★ 2002/11/04更新
勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪
ポイント:5ポイント
キー・ウェストで知り合ったソンダーズ船長から聞かされた冒険譚をもとにした「嵐のあとで」、「われらの時代」に収録の「雨のなかの猫」同様、男女の会話のみで二人の心の中を見事に描写している「海の変化」、自身の戦争体験をベースに『死と虚無』を描いた「最前線」、「ニック・アダムスもの」の最終章というべき「父と子」、作家として最盛期を送っていたこのころのヘミングウェイ作品を代表する「キリマンジャロの雪」など、ここに収録されているのはどれも珠玉の短編ばかり。 その中でもとりわけ僕が気に入ったのは、外面描写に徹しつつも、その行間から登場人物の心象風景をにじませる「清潔で、とても明るいところ」と、サファリでの狩猟体験をもとに『勇気と臆病の本質』、『男女の力学』を見事に描きあげた「フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯」。未読の方はぜひご堪能あれ。
オススメ度: ★★★★★ 2002/11/24更新
蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす
販売価格:940円
この作品集に収録されているのは、ヘミングウェイが作家としての最盛期からやや過ぎた感のある頃の作品と、生前未発表だった作品。ということで、ヘミングウェイ全短編集1、2に比べると、どうしても全般的に作品の質は落ちるように感じてしまう部分もあるのだけど、それでも中には『さすがヘミングウェイ』というべき作品も収録されている。 その筆頭とも言うべき作品は「蝶々と戦車」。雑誌「エクスクァイア」でこの作品を読んだジョン・スタインベックは、ヘミングウェイにあてた手紙の中で『自分がこれまでに読んだ数少ない名短編の一つ』と激賞したそうだが、確かにその評価にもうなづけるほど作家ヘミングウェイの名に恥じぬ名作。この作品はスペイン内戦の最中、マドリードの酒場『チコーテ』で実際に起きた騒動をもとにして書かれたものらしいが、緊迫した内戦下における当時のマドリードの雰囲気を、『蝶々と戦車』というヘミングウェイらしい卓越した比喩をまじえて見事に表現している。
オススメ度: ★★★★ ☆ 2003/03/02更新
(オススメ度: ★★★★★ (5点/5点満点) 2001/11/18更新)
このクチコミは参考になりましたか? はい いいえ [ 報告する ] 投票ありがとうございました。
(オススメ度: ★★★★★ (5点/5点満点) 2002/03/20更新)
(オススメ度: ★★★★ ☆ (4点/5点満点) 2001/11/18更新)
(オススメ度: ★★★★★ (5点/5点満点) 2001/11/28更新)
(オススメ度: ★★★★ ☆ (4点/5点満点) 2002/09/28更新)
(オススメ度: ★★★★ ☆ (4点/5点満点) 2002/10/05更新)
(オススメ度: ★★★★★ (5点/5点満点) 2002/11/04更新)
(オススメ度: ★★★★★ (5点/5点満点) 2002/11/24更新)
(オススメ度: ★★★★ ☆ (4点/5点満点) 2003/03/02更新)
規約違反の通報
このページのTOPへ