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恩田陸さんプロフィール
1964年、宮城県生まれ。
91年、第三回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。
『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞のW受賞。
『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、『中庭の出来事』で山本周五郎賞。 -夢違- あらすじ 夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。 |
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――夢をテーマにしようと思われたのは何故ですか? 恩田陸さん(以下 恩田):すごく単純な理由なんですけれども、年々、見る夢がすごく鮮明になってきていまして、まるでハリウッド映画のような、鮮明で極彩色の夢を見るようになったんです。覚えているものは日記に付けたりしていたんですが、「もう一回、見たいな」と思うものもあって、夢が保存できたらいいなと思ったのがきっかけです。 ――『夢違』というタイトルも大変印象的ですが、これにお決めになった理由は何でしょう? 恩田:私はよく奈良に一人で散歩に行くのですが、奈良に行くと必ず法隆寺に寄るので、夢違観音(※悪い夢を良い夢に変えてくれるという法隆寺所蔵の観音像)もよく見ていたんです。 ――作品を書くにあたってこだわった点と、ご自分で気に入っている点はありますか? 恩田:読者の想像に委ねられるように、説明しすぎないようにしようと思いました。 ――東京新聞などの夕刊にて一年間にわたり連載されたものですが、振り返ってみていかがですか? 恩田:新聞連載は長いのも大変なんですが、一回の枚数がすごく少ないので、毎日ブレーキをかけながらマラソンを走っているような感覚なんです。 ――単行本は鈴木成一さんの装丁となっていますが、ご覧になっていかがですか? 恩田:本によってはデザイナーさんに「こういう風にしてほしい」とお願いすることもあるのですが、鈴木さんにはいつもお任せしています。 ――吉野や法隆寺などの実在の地名が随所に出てきます。作品を読み進めるにあたって 恩田:最後に出てくる法隆寺の夢殿は、今も作った目的の分からない建物で少し怖いのですが、すごく不思議な独特の雰囲気があるのでぜひ見てほしいです。 ――2年ぶりの新刊となりました。ファンの方に向けてメッセージをお願いします。 恩田:今は広い意味での伝奇ものをすごく書きたいなと思っています。やってみたいなと思うものが何作かありますので、さらに芸域を広げていきたいと思います。 恩田陸さん著書・関連書
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